弊社プログラムを受講された方の声をご紹介します。
会社を継いで3年が経ち、自分で採用した社員も出てくる中で、会社で掲げている理念と社員の実際の行動が乖離していると感じていました。父親の突然の引退により代表になり、社長として何を大切にすればいいのか、決意が固まっていませんでした。私の姿勢が社員によくない形で伝播していたんだと思います。
会社の方向性は固まったので、この通りにしかいかないという可能性を感じています。また、自分とは異なる業界の同じ境遇にいる2代目経営者との交流は参考になることが非常に多く、このつながりを大切にしていきたいと思います。お互いのビジネスの発展だけでなく、社員同士のつながりまででき始めたようにも感じております。ありがとうございます。
「理念は作り直してください」。そう言われたとき意味がわかりませんでした。もともと社員との関係性は正直好ましいものではありませんでした。会社を引き継ぐ際、自身も含めて社員には先代に雇われているという感覚が強くありました。なかには「先代にはついてきたけど、先代が指名した次の社長は認めない」という者がおり、会長を取り込むことで自分を正当化しようとする動きさえありました。
そのような状況下で受講をしましたが、社員との関係性が劇的に変わりました。いつまでも「先代はこうだった」と変化を受け入れない社員に対し、理念を再構築することにより名実ともに新社長は自分であるということを表明することができ、社員は誰のどの指示に従うべきかが明確になりました。また、受講前は私自身「預かった会社」という意識が強かったのですが、理念をリニューアルすることで自社により愛着がわいたともに、更なる使命感と責任感を覚えました。間違いなく「承継後3年以内には理念を変えるべき」です。